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今にも泣き出しそうな空模様だったが、晴れるという予報を信じて北播磨の湿地へ初夏の草花詣でに行ってきた。
訪れている人のいない湿地へ入ると、目当てのノハナショウブは咲いていたが不揃いな咲き具合。 咲き終わりの花があるかと思えば、蕾もたくさん残っている。 咲き揃うことはなく、ダラダラと咲くシーズンだったようだ。
打って変わって、咲き揃っていたのはカキラン。 群生が一斉に花を開き、それぞれの場所を鮮やかに黄色く染めている。 久しぶりに会えた見事な咲き具合だった。
湿地内にはコバノトンボソウが沢山咲いていて、緑色のトンボが止まっている。 ここにハッチョウトンボが止まってくれたら良い絵になったのたが、その機会は訪れなかった。
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