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暑さの所為か遅れている秋の草花を探しに、大汗かきながら裏六甲を歩いてきた。
夕立が何日か続いて、乾いていた野山も潤い出している。 待っていたかのように、ナンバンギセルが纏まってススキの根元で咲きだした。 日射しは熱くても、朝夕の涼しさと湿り気で秋の草花は一遍に咲き揃ってくるでしょう。
裏六甲の散策路ではヤマジノホトトギスがもう実をつけ始め、ツリフネソウが疎らに咲き始めている。 アケボノソウも一輪二輪咲き出して、ようやく秋らしい景色が揃ってきた。 これで涼しい風が吹いてくれれば良いのだが、秋風はまだ先のようです。
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