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ダイモンジソウが咲く時期になって、少し早いが丹生山系の渓流を訪ねてきた。 ここに咲くダイモンジソウは、ナメラダイモンジソウとの中間的なものに見える。 どちらかに特定する気はなく、ダイモンジソウとしておこう。
ダイモンジソウは咲き出したばかりで、川縁を縁取る花の数は少なかった。 その分、咲き立ての花の葯は美しく、橙色に目立っている。 もうすぐ満開になって川縁を覆ってくるだろう。
渓流を離れ、秋の草花を探したがどれもまだ早かった。 そろそろ赤い実を付けるはずのツルリンドウも、まだ花が見頃で実が出来ていない。 乾いた時期が長かった影響なのだろう。
秋の草花探しに再び訪れるのは、もう少し経ってからにしよう。
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