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そろそろ小さなホンゴウソウが咲くころ、山間の湿地へ探しに行ってきた。
この小さな花を探すには、腰を落として地面を丹念に見るしかない。 小さな流れの辺を一歩ずつ進んでは腰を落とし、じっと地面を見ることを繰り返す。 雨がほとんど降っていない所為で、落ち葉はカラカラ。 何度か場所を変えて探すと、今年は纏まって咲いた場所が見つかった。 生育が良いとは言えないが、嬉しい出会いだった。
ここで見られるヒナノシャクジョウは、花期も終盤で残り花を一輪見つけただけだった。 湿地を出て池の辺を覗くと、ミミカキグサが見頃を迎えようとしている。 見事な群生は見られなくなったが、まだ斑にでも群生が残っていた。 泥が多くなれば、このミミカキグサも消えていくのかもしれない。 そうならないことを願っておこう・・。
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