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珍しいイトトンボが出ると聞いていた小さな池を探して、ちょっと出かけてきた。
明日は立秋だというのに、このところ続いている暑さが収まる気配はなく、雲は多めだが今日も朝から気温が高い。
暑さ対策に氷水を準備して行ったのだが、陽射しは強烈で、辺りには誰一人いない。 目的のトンボの出を待つ間、辺りを周回し季節の生き物や草花を探してみた。 陽射しを受けた身体からは、滴り落ちる汗もあって水分が直ぐに飛んでしまう。 持参した水が減るのは思いのほか早かった。
暑さに耐えて珍しいイトトンボを待ったのだが、姿を見せてくれることはなく、そうこうしている内に水が底をついてきた。 陽が傾きかけないと出ないのか、それとも時期を逸しているのか、どちらにしてもまたの機会にトライすることにして、早々に退散することにした。
珍しいものは殆どが希少種で、必ず撮れるものでもない。 撮れる時に撮るのが鉄則だが、こちらの都合に合わせては出てくれない。 またどこかで出会える時もあるだろう・・・。
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