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梅雨の間の天気予報は当てにならない。 大雨の予報が、いつの間にか降らないことに変わっている。 雨が降らなければ、そろそろ見頃になっている斑鳩寺のフウランに会いに行くことにしていた。 その朝、撮友からレンカクが飛来しているとの知らせがあって、さあどうしよう・・。 答は簡単、レンカクに会ってから、行けば良いだけ。 ほんの少し、早めに出ることにする。
レンカクに会える大きな池には、もう沢山のバーダーが集まっていた。 どこに車を停めるのか、邪魔にならない場所に一時停車。 何と誰も注目していないその先に、何やら鳥影が確認できる。 レンカクだ。 三脚の準備を途中でやめ、慌ててカメラを取り出して、撮るのが先とばかりにシャッタを切り出す。 短時間だったが、連写しっぱなし、何枚撮ったのだろう。 暫くすると、レンカクは更に遠くに飛び離れてしまった。
このタイミングでレンカクに別れを告げ、次の目的地へ移動を開始する。 ここに居たのは、ほんの十分ほどだった。 どんなふうに撮れているのだろう、楽しみだ・・・。 何の問題もなかったはずだが、ラッキーだった直ぐの出会いに落とし穴が待っていた。 この時のカメラの設定は、光るキノコ撮りの時のままで、設定の復旧が済んでいなかった。 帰宅して確認した画像を見て『あ~~・・』 ピントが甘くて、AFが上手く利いていない。 ほぼ全ての画像が使えなかった・・。
この時は、そんなこととは微塵も思わず、満開のフウランを愛で、その後は、あちこちで季節を探す散策を楽しんだのだった。
ピンボケ写真と格闘して、どうにか拾い上げたレンカク。 腕が悪いというのは、こんなことも言うのだろう。 遠くて、AFの利きにくい条件だったということにしておこう。 これにめげていては、次に撮りに行けなくなってしまう・・。 しょんぼり・・
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