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短期間で同じ山に登るのはめったにないが、今回は特別に2ヶ月半での仙丈ヶ岳再訪。 前回7月は、薮沢新道が雪で通行止めになっていたが、仙人からの「秋もいいよ」の勧めもあって、薮沢新道を歩くのが今回の目的。 紅葉を期待したいところだが、台風の後でこちらは最初から諦めていた。
仙流荘からの特別臨時便があり、バス待ちしなくても良いのはありがたい。 早朝の第一便ということにはならないが、帰ってくるには十分余裕のある出発時刻。 大平山荘前で下車する登山者は少なかったが、ここから登り始める。
薮沢新道で馬ノ背ヒュッテへ
日の出前とはいっても、歩くには十分明るくなっている。 薮沢沿いの登山道は気持ちよく歩くことができたのだが、朝日でコントラストの強くなった景観は、写真に残すには残念なものになった。
仙丈ヶ岳山頂へ
天気はよく、眺望は申し分なかったが、花は終わっている。 ナナカマドの葉が飛んでしまった後で、紅葉も駄目。 カヤクグリが登山道に出てきてくれたのと、ウラシマツツジの新鮮な色付きに出会えたことで満足してくれということかな。
山頂は思いのほか登山客で賑わっていた。 ゆっくり休んでいるような状態になく、早めに場所を譲り下山することにした。
北沢峠への下山
緩やかに小仙丈尾根を下り、景観を楽しむ。 小仙丈ヶ岳にも登山者が集まって寛いでいた。 山は天気に当たるのが、一番です。
北沢峠には予定よりも早く降りた。 待つほどもなく、臨時便に乗ることに。 登山者が多く、バスはピストン運行していたようだ。
下山後の散策
陽はまだ高く、夕暮れまでのひと時、近場の旧道沿いを散策。 何年かぶりに会った「豆柿」など、秋の実を少し撮ることができた。
黄色に染った見事な景観には会えなかったが、良い天気に恵まれた仙丈ヶ岳の一日が終わった。
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