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高山の花を訪ねて三度目になる木曽駒ヶ岳へ。 梅雨明けをまだ聞かないが、この時期が一番花が濃いはず、そんな期待で四時間強のドライブ。 連休を避けたのが良かったのか、大混雑には逢わずに済んだ。
菅の台バスセンターからの路線バスも、しらび平からの駒ヶ岳ロープウェイも、殆ど待たずにスムーズに乗車できて、千畳敷駅には昼前に降り立つ。
千畳敷から宝剣山荘へ
千畳敷駅は大賑わい。 団体さんが多かったようです。
混雑を避けすぐに千畳敷に入ったものの、まだ残雪が目につく。 今年はどこの山も残雪が多いらしい。 期待していた千畳敷の花畑はまだこれからで、ショウジョウバカマが今頃丁度よいくらいでした。
どこでも目につくのですが、ここでもサンダル履きやお洒落着で散策する姿が見られる。 自己責任と云ってしまえばそれまでだが、この高さでは最低限の準備だけはしてきて欲しいものだ・・・。
剣ヶ池で昼食をとり、ようやく八丁坂へ。 久しぶりの高山で、ゆっくりした歩みになった。
八丁坂に入ると連れの調子が思わしくなくなった、軽い高山病か。 久しぶりで高度順応時間もなかった影響かもしれない。 時間はたっぷりあり、休み休みの登りとなった。
八丁坂から宝剣山荘へ
八丁坂に入ると花数も多くなる。 たっぷり時間をかけ、同じ花を沢山撮ることとなった。 乗越浄土から伊那前岳側に足を延ばしてみたが、こちらの方は花が濃い。 人も少なく、お勧めです。
山荘には早く着いて、宝剣岳へも寄ってみようと思ったが、雲の流れが速く少し湿り気味。 景観が得られなければ意味もなく、周辺で花探しをして過ごす。 早い時間からアルコールをとり、5時からの夕食となった。 夜は満天の星空で、明日の天気もよさそうだ。
木曽駒ヶ岳
朝食は5時から。 小屋は濃い靄に包まれ、流れる雲も早く、風が強い。 天気予報は晴れ、9時には晴れるらしい。 空木岳に向かう人は出発を強行していたが、花探しの身にとっては晴れるのを待つだけ。 コーヒーも飲み、2時間程も時間を過ごす。
下から登ってきた人も山荘に着き始め、靄は晴れず風は強いものの、晴れる頃合いを見計らって8時過ぎ、やっと山頂を目指す。 中岳を下るまでは靄が晴れなかったが、頂上山荘を越えたあたりから青空が広がってきた。 天気予報大当り。
濃い靄の中を先発した方々とは中岳付近ですれ違うことになり、山頂からの景観は得られなかったようで気の毒でした。 時間に制約があるときは仕方ないですね。 中岳から駒ヶ岳の登山道には、高山の濃い花色が見られ、すっかり高山病が抜けテンションの上がった連れと、一時の山歩きを楽しめたのでした。
予定通り、昼前のロープウェイに乗車。 平日にも拘わらず、団体さんは多かったのですが、乗車待ちには巻き込まれずに済みました。
楽して高山を楽しんで、下山後には、お決まりの蒸暑さで閉口。 この日は予定があり、帰宅時間に制約がある。 不測の事態も想定して早めに行動していたが、何事もなく陽が高いうちに帰ることができた。
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