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今日は、湯の丸山から、気が向けば烏帽子岳まで行こう。 山は低く距離も余りない。 慌てなくても、昼過ぎには戻れるだろう。
早朝散策 臼窪湿原へ
朝食前に臼窪湿原まで散策に。 靄はすっかり晴れ、良い天気になっている。 辺りの草花は朝露に被われていた。
湿原に着くと、カケスがうるさく鳴いている。 鳥撮りの準備はしていなかったが、すぐ近くの木にも次々にやってくる。 散策どころではなくなって、カケス撮りになってしまった。 この近くが塒になっているようだが、レンズが短くて思ったように狙えない。 朝食の時間も迫り、明日もう一度トライすることにして引き返した。
湯の丸山から小梨平へ
地蔵峠から湯の丸山登山道に入る。 湯の丸牧場からつつじ平へ、遊歩道で道は良いが、直登で陽射しを浴びると暑く、汗が滴り落ちる。
つつじ平からは鐘分岐まで、さわやかな風を浴びて進む。 花の高原に相応しい楽しい散策路になっている。
鐘分岐からは登山道へ。 道は良く、花も多く、日帰りで楽しむ人が多いのも頷ける。
湯の丸山山頂で一息入れ、小梨平へ下る。 こちら側は少し急で、一気に降りてしまう。 花もあるが、少し少な目かと思うほど、余裕が乏しい下りだった。
烏帽子岳へ
小梨平で小休止。 ずっとぶら下げてきた長いレンズは背負い、歩きモードに変更。 期待していた蝶も出ず、ここからは連れと別れて単独行にする。
烏帽子岳の登山道は花に彩られた楽しい道だったが、一気にペースを上げて登っていて、愛でる余裕は少なかった。
小烏帽子岳で、諦めていたミヤマシロチョウが舞っていた。 ここでしか出会わなかったのですから、ついていたのですね。
烏帽子岳から水平道で地蔵峠へ
賑わう山頂も一息入れただけで直ぐに下山。
ヒメシジミを見つけて粘っていると、一瞬羽を広げてくれた。 花を撮っていた人は多かったものの、蝶を撮る人は居なかったようです。 じっくり待てて、これも良かったかな。
小梨平からは水平道で地蔵峠へ。 湯の丸キャンプ場を越えて、ゴイシシジミが藪の中で遊んでいたが、随分暗い。 暫く粘ってみたものの、諦めた。
昼を少し回った頃には帰り着いた。
湯の丸牧場と湯の丸スキー場へ
昼食を済ませ、ミヤマシロチョウが良く舞っているという湯の丸牧場を散策。 マルバダケブキに止まっていることが多いと聞いていて、花を探して待ってみた。
時期は早いが、ベニヒカゲが出ていないだろうか。 模様の似た蝶が舞っていて、追いかけること数度。 羽を広げることは殆ど無く、帰ってから調べてみてがっかり。 イカリモンガという蛾でした。
湯の丸牧場から眺めた向いの湯の丸スキー場に、ピンク色に染まった一帯が広がっている。 ヤナギランの群生地があると聞いていたが、これかもしれない。
地蔵峠で冷たいものを求めるついでに聞けば、近くまで行けるとのこと。 以前は一面にヤナギランが群生していたが、随分減ったようだ。 とにかく行ってみよう。
スキー場のゲレンデにヤナギランが群生していたが、陽射しがなくて色が出ない。 ここを訪れている人もなく、今日は終りにした。
明日は、カケスを探しに行ってから帰ろう・・・。
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