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ジャコウソウは咲いただろうか。 早いのか遅いのか判らないが、会えることに期待して行ってきた。
蜘蛛の巣を払いながら暗い谷筋を進んでいくと、突然獣の唸り声が大きく響いてきた。 先を見ると、ガサガサ音をたてながら大きなイノシシが奥に走り去っていった。 イノシシはビックリしたのだろうが、それはこちらも同じ。 念のため大声を上げながら歩くことにした。 見ている人がいれば、十分変なおっさん(老人かな)に見えていたでしょう。
ジャコウソウは咲いていたが、群生は随分少ない。 日当たりの良い山道でも薄暗い谷川周りでも咲き方に違いが見られず、かえって谷底の方が落ちた花が多いくらい。 寂しい景観でした。
数日前には咲き始めたばかりだったオオミヤマウズラに会いに、再び蜘蛛の巣道に入ってみる。
花が開いたオオミヤマウズラは、明るいこともあってその特徴的な花をたっぷり撮らせてくれた。 まだ緑色をした斑紋も、次第に淡褐色になって花の終盤を迎えるようだ。 珍しいこの花に会える時期が判り、満足した時間でした。
数合わせに、この日の散策中に撮れたものを並べています。
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