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良く晴れたこの日、草花や蝶・トンボなどを撮ろうと、北播磨の公園で長い一日を過ごしてきた。
早くから蝶々探しという方もいたが、強い日差しと静けさが辺りを覆っている。 狭いエリアを一回り、二回りして草花を撮り、後は蝶やトンボ探しに移る。 これが大誤算。 チョウトンボが羽化しかけていたが、撮りたいトンボも蝶々も全く現れない。 途中、入れ替わりながら数人が蝶撮りに訪れたが、成果なく戻られた。
ここはじっと我慢。 幾度となく周回したが、成果はなく、ミドリシジミが活動し始める夕方まで待つことにする。 その頃になると、蝶屋さんが数人集まりだす。 その蝶屋さんについて回り、草陰などに潜む蝶を撮らせてもらった。 餅は餅屋、さすがに蝶のことは詳しい。 四時を回るころ、この時刻を待っていたかのようにミドリシジミが飛び始めた。 止まったミドリシジミが、閉じた翅を広げてくれるまで辛抱強く待つ。 雄同士の巴卍飛行を眺めたりしながら暫く待つと、雄が綺麗に翅を広げてくれた。 雌が翅を広げる機会には恵まれなかったが、どうにか雄が撮れた。 更に粘るには光量が足りなくなり始めていて、ここで蝶屋さんと別れることになった。
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