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梅雨入りが近づいて、雨の心配がない日は少なくなる。 晴れ間が広がりそうなこの日、ベニバナヤマシャクヤクに会いに、観音峯へ。 ここへは、もう10年振りとなる。 時間が掛ることを予想して、少し早い時間に出発。
渋滞が少ない中国道からアクセスしたいが、リニューアル工事の通行止めがあって使えない。 混んではいるが、阪神高速から入ることにする。 心配なのは古いナビ。 まともに案内してくれるのか、ナビに気を遣うという笑えない移動。 最新道路での最適ルートにはならず、時間を掛けて一般道を長く走ることになった。
着いた観音峯登山口駐車場は、平日にも拘わらず、もう駐車枠は車で一杯。 昔は空いていたのにと思いながら、余裕のある枠外に駐車。 ベニバナヤマシャクヤクが咲く観音峯展望台まで、さあ、ゆっくり登ろう。 ピークを踏むつもりはなく、展望台までの往復だけで、あまり時間もかからない。
登山道は、殆どが杉林の中で、草花を探しながら歩く楽しみは少ない。 フタリシズカや花期の過ぎたヒトリシズカだけが多く、群生しているところも。 このチャラン属の草花は鹿も食べないそうで、どこでも増えているようだ。 花序の多いフタリシズカを見つけながら、休み休み展望台にたどり着く。
誰が最初に植えたのか、厄介者のジギタリスが増えて、ベニバナヤマシャクヤクの自生地にも入り込んでいた。 ベニバナヤマシャクヤクやヒヨクソウを愛でながら、暫く辺りを歩き回る。 保護用に立ち入り禁止ロープはあるが、その中に入り込む人も居て、これはいただけない。 まだ蕾も多く、六分咲きくらいだろうか。 暫くベニバナヤマシャクヤクを楽しめそうだ。 山頂を目指す人が多いが、ベニバナヤマシャクヤクを堪能して、早い時間に下ることにした。
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