(写真や地図はクリックすると拡大します) 入笠湿原 へ 戻る
入笠湿原から入笠山花畑への遊歩道には、ホソバトリカブトやアケボノソウ、ツリフネやキツリフネ等が当たり前に咲いている。 いつも探し歩いて撮っている山野草が、ここでは正に身近な雑草なのを気づかせてくれる。
入笠山登山道脇に広がる入笠山花畑に入ると、早速、ゴマナとクサフジが出迎えてくれた。 今にも雨が落ちそうな曇り空だったが、レンゲショウマの大きな株やヤマユリ、コオニユリ等が目を引く。 夏の名残のキキョウも咲き残り、この花畑には夏と秋が混在しているかのようだった。
六甲山周辺では、これから花探しをする積りだったものが、ここ入笠山で一遍に撮れてしまった。 「苦労して探し歩いても、種類は少ないのに、ここでは何でもあるんだね」、そんな話をしながら戻っていると、とうとう雨が降り始めた。 ずぶ濡れになる前に山頂駅に着いたが、雨は本降りになって雷も聞こえだした。 すずらん山野草公園の再散策は諦めゴンドラで下山すると、その直後、雷でゴンドラは運転停止していた。
|