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涼しい風が吹く日差しの少ない散策日和になって、ヒガンバナに舞う蝶々や秋の草花を目当てに、あいな里山公園を歩いてきた。
「随分歩きやすくなったね」そんなことを話しながら、草花を探し歩く。 急に季節が変わっても、草花が追いつくはずもなく、秋の草花は少ない。 草花は諦め、ヒガンバナに集う蝶々撮りに狙いを変えると、時折、アゲハが舞い込んでくる。 撮れるチャンスは少なく、ここにも長居することはなかった。
「何か虫でもいないかな・・」 場所を変えると「オオセイボウが出ているよ」と教えてもらう。 オミナエシで吸蜜するオオセイボウは、キラキラ輝いていた。 「今日の主役はこれだね」 今季初めての出会いでした。
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