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霜月に入って、朝露が野山の草花を湿らしている。 暑いくらいの陽射しの中、ムラサキセンブリに会いに行ってきた。
花崗岩が風化したザレた谷に入ると、ムラサキセンブリがあちこちに咲いている。 纏まって咲く数は減っているが、分布する範囲は幾分広がっているようだ。 あっちの株、こっちの株と、花探しに汗が噴き出してくる。 強い日差しで、淡い紫色も飛んでしまうくらいだった。 足場は悪いが、身体で日差しを遮るしかない。 「もう良いかな」 随分沢山の枚数を撮っていた。
近くには、センブリやヤナギノギクも咲いている。 センブリは小さな株が多く、ここでは、どうしても脇役になってしまう。 ヤナギノギクも見頃を過ぎ、残り花になっていた。
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