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シマエナガやシマフクロウなどを探すという触れ込みに惹かれ、野生動物探索ツアーで道東を巡ってきた。
関空を出発し、新千歳空港で乗り継ぎ女満別空港に。 迎えのツアーバスに乗り込み、車窓からオオワシやオジロワシ・タンチョウなども見ながら、最初の宿泊地・羅臼に着いたのは、日も落ちた5時前だった。 この日のメインは、早い夕食を済ませてからのシマフクロウ観察。 ゆっくりしている時間はなく、アルコールの誘惑にも負けず、撮影準備をして目的のシマフクロウ観察施設へ向かう。
観察小屋に23名もの団体が入るのだから、観察中の方には大迷惑だったのだろう。 とは言っても、何が幸いするかわからない。 待つほどもなくシマフクロウが姿を見せてくれる。 それも親鳥と2羽の幼鳥。 ひっきりなしに姿を現し、殆どずっと暗がりの木に止まっていた。 流石に、照明のある給餌池周りで撮ったものしかものにならなかった。 観察小屋にいたのは2時間半ほど。 これで、たっぷりシマフクロウを見れたのですから、運が良かったとしか言えません。
シマフクロウ
北海道(道東)や北方領土等に生息する日本最大、世界でも最大級のフクロウ。 一つの小さな川を1組のペアが縄張りとし、他のペアと縄張りを共有することはない。 幼鳥は1年で親から追われて出ていくと言う。
前日は風があって、シマフクロウが出たのは短く2回だけで、殆ど撮れなかったそうだ。 一日違いで大違い。 シマフクロウが4羽出たのも、十数年振りだったそうだ。 何とラッキーだったのでしょう。 この運の良さが、更に2日続くことを期待してしまったのだが、天気予報は翌日から荒れてくると告げていた・・。
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