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「白銀の世界、絶景」という魅惑的な文句につられて、宮城と山形の観光地巡りツアーに行ってきた。
ツアーに当たり外れはつきもので、天気次第。 天気の巡りが良いことに淡い期待を抱いて、仙台空港へ降り立った。
ワイルドモンスター号で宮城蔵王の樹氷見学へ
空港では、曇ってはいても穏やかな天気だった。 これなら大丈夫かなという思いだったが、樹氷見学出発地のスキー場は吹雪いている。 午後の遅い時間、やっぱり山の天気は崩れてきていた。地図
南極でも使われる雪上車・ワイルドモンスター号に、通常定員を超えるぎゅうぎゅう詰めで乗り込み漸く出発。 蔵王の山上は吹雪いて、目的地も風が強いという。 悪いことに、前日までの暖かさで育った樹氷も、随分落ちていた。 刈田岳より100m低い、樹氷ポイント手前の風の弱い場所で、樹氷気分を味わうだけになってしまった。
蔵王の樹氷
オオシラビソ(アオモリトドマツ)など着氷と着雪の起こりやすい常緑針葉樹に、多量の過冷却水滴と雪が常に一定方向の強風で運ばれてきて形成される。 スノーモンスターと呼ばれることが多いが、宮城蔵王側ではアイスモンスターと呼んでいた。
銀山温泉散策
翌日は、大正ロマンあふれる銀山温泉の街並みを散策。 雪の舞う中、小さな温泉街を訪れている人は多かった。
午後は、最上川遊覧。 空には幾分明るさが戻ってきていた。
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