(写真や地図はクリックすると拡大します) 観光船航路 戻る
足の向くことが少なかった中国地方、まだ訪れていない山口県の西部に行ってきた。 ゆっくり一泊で回るつもりだったが、天気は次第に下り坂。 晴れているこの日のうちに訪ねてしまおうと、暗いうちに走り始める。 500km弱の道のり、午前中には観光を始められるだろうか。
思ったより順調に走れて、最初は青海島の観光汽船に乗ることに。 午前中の便に間に合って、早めの昼食を摂ることができた。
青海島(青海島観光汽船パンフレットから)
青海島は、北長門海岸国定公園にある周囲約40kmの島で、青海大橋で結ばれる。 別名『海上アルプス』と呼ばれ、大自然が削り上げた無数の「海食洞(洞門)」や断崖絶壁となった「海食崖」,海中に屹立する岩峰群(岩礁・石柱)など数多くの奇岩・怪岩などが見られる。
青海島観光汽船の一周コースで葯80分。 海上平穏時は、4つの洞門巡りができる。 洞門を通過できるのは小型イルカ船で、デッキには出られないが窓を開けることができる。
平日で乗客は少ないのかなと思っていたが、乗船時刻になると行列ができている。 連休の中日で学校は春休み、天気も良くてお出かけ日和だったのですから賑わって当たり前でした。
小さな観光船は、洞門に入ったり石柱の間を走り抜け、青海島を一周した。 この日は海が穏やかで、洞門を通過する船が揺れることもない。 水は青く澄み、陽の光が海底の岩さえも照らしていた。
上空をミサゴが飛び、石柱の上に営巣している。 雛鳥はもうすぐ巣立ちの時を迎えるかのようだった。
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