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六甲山を歩いた帰り、カヤランが咲き残っていないか、森林植物園に行ってきた。
山頂から下るにつれ雲の下に抜け、幾分だが風は弱まり明るくなってくる。 園内に訪問者は少なく、連休中とは思えない静かさだった。
夕方のような薄暗いロックガーデンには、エビネやキエビネが咲いていた。 この時期に咲いている草花は少なく、慌ただしく園内散策へ。
ウラジロモミに付いたカヤランが、「森からのたより」で公開されていた。 盛りの時期は過ぎていて、ギリギリ見られる状態のものが残っている。
園内を巡ると、ハンカチノキがあちこちに咲き、垂れ下がった白い苞葉が強い風になびいている。 セイヨウシャクナゲやオンツツジなどの鮮やかな花々にはカメラを向けることもなく、初めてのアメリカロウバイ・クロバナロウバイを見に行った。 両者を同じものとする説もあるが、花の形は微妙に違って見えた。
もう帰ろうとするころ、辺りはさらに暗くなってきて、とうとう雨が降ってきた。 ここが潮時だった・・。
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