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湿地の草花探し兼ねて、ヒナノシャクジョウの花を探しに行ってきた。
湿地に入ると、コケオトギリやホザキノミミカキグサが咲き出しているが、サギソウには少し早く一輪も見当たらない。
湿地から林の中に入ってヒナノシャクジョウを探すと、あちこちに小さな白い姿が見つかった。 目当ての黄色い花を付けていないか、顔を近付けて確認する。 一輪だけ咲いたものが殆どで、丹念に探し回って、どうにか二輪咲いたものを見つけることができた。 三輪咲きもと欲張ってみたが、見つからない。 この小さな姿で三輪咲かせるのは難しいのだろう。 勝手にそう解釈して納得したのだった。
調べてみた ヒナノシャクジョウ
林の下の湿り気のある落葉の中にはえる多年生の腐生植物で、関東以西・四国・九州に分布する。 環境省カテゴリはないが、地域によって絶滅危惧種に指定されていて、兵庫県ではBランク(絶滅危惧II類)になっている。
陽が傾くころに咲き出すミズオトギリに会いに、夕方に場所を変えて行ってみる。 一日花のミズオトギリ、丁度開き始めたところで、少し待っただけで咲いてくれた。 まだ明るかったが、陽が落ちる頃には帰宅できた。
恒例となってしまった孫の襲来。 今度は分割しての第一弾。 好むと好まざるに拘わらず、気儘に出かけることは叶わない。 撮り物散策は短い夏休みということにしようか。
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