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山ちゃんの晴れたらいいね2010/11/27

裏六甲周回

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    登山ルート地図


 裏六甲の山々も紅葉から茶色に変わり、葉を落とすだけになってきた。 この週末は車がなく、久しぶりに六甲山を歩いてみることに。 どうせ歩くなら、未踏破ルートを選んでみようと、近くの石楠花谷西尾根に入り、極楽茶屋跡から小川谷ルートで戻ってくる周回プランとした。


西六甲ドライブウェイ石楠花西尾根分岐へ
 地図に道として示されているが、どれにもハイキングルートの表記はない。 ナビはあるし、迷うことはないという思いもあった。 出だしは順調。 踏み跡はないが、広い道が続いている。 どんなに遅くなっても、一時間半もあれば、ドライブウェイに出るはずだった。
 乾いた水路を登ると堤防が現れた。 どこかに堤防越えのルートがあるはずだが、見当たらない。 しかたなく、獣道を探し先に進むが、山道にぶつからない。 どうやら登山ルートを外しているようだ。 獣道さえない急斜面を登り、所々に現れるテープと山道らしき痕跡を頼りに進むが、目指す方向のルートは判らず、あっちこっち行き来してしまった。 めったに使わないナビを動かし、やっと方角が違うことが判る。 どうも、こんなところが頑固と言われてしまう所以なのだろう。
 2時間ばかりかかり、やっとドライブウェイに着くことができた。

谷筋の乾いた水路
谷筋の乾いた水路を登る
もう登山道を外していた
堤防が現れる
堤防が現れる
この先は獣道が頼り
山道と判る痕跡
所々に山道と判る痕跡と
テープ目印がある
山道のようなルート
山道のようなルートが
あちこちにあり迷う


石楠花西尾根分岐から極楽茶屋へ
 西六甲ドライブウェイを走る車に気を付けながら、六甲山牧場まで歩く。 ここは歩道がなく、歩くには不適。 少し戻って、シェール道を経由したほうが良かったようだ。
 山陽自然歩道(六甲全山縦走路)を通り、途中、六甲ガーデンテラスで腹ごしらえをしてから、極楽茶屋へと進む。 この日は日差しの割に霞みが薄く、紀伊半島側も見えていた。

六甲山牧場脇の通路で
六甲山牧場脇の通路で

 
六甲山牧場
六甲山牧場

 
落葉していないのはカエデ
落葉していないのはカエデくらい

 
六甲牧場のひつじ
ドライブウェイの脇で草を食む
六甲牧場のひつじ
三国池
三国池
空を映す水面
見晴らしのデッキから
六甲ガーデンテラス
見晴らしのデッキから大阪湾
見晴らしの塔から
六甲ガーデンテラス
見晴らしの塔から大阪湾
関西空港くらいまで見える
微かに関西空港くらいまで見える

 


小川谷を下り逢山峡から起点へ
 極楽茶屋跡から番匠尾根道に入り、すぐに有馬口への分岐。 躊躇せず、このルートをとるが、歩く人はいない。 ここは急な下りでハイキング気分で歩くのは危険。 一気に下りきり、小川谷からは平坦な道が続く。 面白い山歩きを期待していたが、堤防を越えると、そこには舗装路が現れた。 轍跡らしきものはなく、途中落石で狭いところもあるが走れなくはない。 不思議に思ったが、シラケ谷を越えて理由が判った。 道路には鍵のついた柵があり、通れなくなっていたのだ。
 逢山峡の工事道では光ケーブルの敷設工事を行っていて、土石流の監視カメラを設置するのだそうだ。 こんなところでも、前後に誘導員を置いていたが、そんな必要があるのか疑問も感じられた。
 山歩きよりも厳しい舗装路を歩き出発点に戻ったが、思っていたよりも随分時間がかかっていた。

極楽茶屋跡部分岐
極楽茶屋跡部分岐
小川谷を通る
急坂を下り、小川谷を通る
堤防を越えると舗装路
堤防を越えると舗装路が現れた
小川谷沿いに残っていた彩り
小川谷沿いに残っていた彩り
横谷出合部の平坦な旧工事道
横谷出合部の平坦な旧工事道
猪檻
横谷出合部に仕掛けられた猪檻
道路の柵
シラケ谷を越えたところにある道路の柵
上側はシュラインロードへ
上側はシュラインロードへ続く
逢山峡の水場
逢山峡の水場
逢山峡
東山橋から見る逢山峡
からと東IC付近
阪高北神戸線からと東IC付近
農地のある景観
唐櫃上部の農地のある景観
オオイワカガミの葉
春には花を付けるのか
オオイワカガミの葉


 今回の山歩きは、ルート選択が失敗だった。 六甲山の未踏破ルートを近場で探すのは難しくなった。 これからの冬場、どこを歩くか悩ましい。

 今回のルートでも、六甲山では少なくなったと言われるオオイワカガミの葉を確認することができた。 この花だけを見に、わざわざ六甲山に行くことはないが、他にも希少な植生を探すことはできるかもしれない。 絶やさないように残していけるか、登山者のマナーも守っていきたいものだ。



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