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山ちゃんの晴れたらいいね2011/5/4

青葉山

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    花の頁    登山ルート地図


春のお花巡り第2弾は、花の山として人気の高い横山岳に決めていたが、まだまだ残雪が多く本流(白谷コース)は5月15日まで進入禁止との情報。
四国の山も考えたが、アケボノツツジの開花も遅れているようだし、さてどこにしようか。 毎回悩む山選び^^
いろいろ思案した結果、舞鶴若狭自動車道が無料のうちに青葉山に登っておこうということになった。

 マイカーアクセス

自宅(出発 6:00) → (六甲北有料・中国道・舞鶴若狭道) → 舞鶴東IC →
          → (県道283・R27・県道564) → 松尾寺(到着 7:40)  所要時間:1時間40分



青葉山は、西国29番札所松尾寺の寺域で、かつては女人禁制とされ修験の山となっていたが、現在では危険なところにはすべて頑丈な梯子やロープが設置されているようだ。

山頂からは若狭湾の素晴しい景観が望め、花の多い山でもあると聞く。 このところの黄砂で眺望はあまり望めそうにないが、今年初見の春の花に会えるのではないかと期待が膨らむ。

 コース

松尾寺駐車場(7:55) → 鳥居(8:15) → 神社(9:15) → 西の峰(9:20-35) → 東の峰(10:10-40) →
  → 展望台(11:10) → 登山口(11:50) → 分岐(12:15-35) → 引返して分岐(12:45) → 松尾寺駐車場(13:10)



松尾寺から青葉山西峰へ

松尾寺の駐車場に車を停め(駐車料金400円)、境内を歩き裏手の石段を登っていくと竹林に出る。 竹林を過ぎたあたりから、紅紫や白いイカリソウが登山道のそこかしこに咲いて私たちを出迎えてくれた。  特に白花が目立つ。

松尾寺
松尾寺
(裏)駐車場から松尾寺本堂へ
登山道へ
登山道へ

 
竹林の道
竹林の道

 
トキワイカリソウ
トキワイカリソウ(白花)

 


鳥居をくぐると、ジグザグな急登。 その後もロープ場や梯子があるが、山道にはイカリソウにヤマルリソウが混じって山頂まで目を楽しませてくれるので、急な上りもあまり苦にならない。 中には、白いヤマルリソウもある。 夫が「瑠璃色じゃないから、ヤマシロソウかな?」なんていつものダジャレを言いながらカメラに収めている。 いつも夫のダジャレは面白くもないのでスルーしているが、「ヤマシロソウ」という名の花があるか気になったので調べてみたが、やはりそんな花はなさそうだ。^^
中腹あたりにはヤマブキの群生が山道に彩りを添えていた。 黄色い花は元気を与えてくれる(V^-°)

鳥居
鳥居
トキワイカリソウ
トキワイカリソウ(紅紫花)
登山道
登山道
ロープ場を登る
ロープ場を登る
大岩に懸る階段
大岩に懸る階段
(裏)ロープ場
シロバナヤマルリソウ
シロバナヤマルリソウ

 
ヤマブキ
ヤマブキ

 
登山道の花々
登山道の花々

 


花を愛でながらゆっくり歩いたにもかかわらず西峰には一時間30分ほどで到着。 山頂には松尾寺奥の院の祠があり、ベンチが設置されていた。

先客は三名と一匹。 この山は梯子などもあり犬連れには険しい山である。 西宮から来られたと言うワンちゃんの飼い主に声をかけると「梯子の階段を怖がるので大変でした」との談。 25kgもあるというから抱えて上げるのも一苦労である。 でもまだ1歳なので元気そのもので、良く躾けられた可愛いワンちゃんだった。

金属製?の祠
金属製?の祠
(裏)内に祠があった
ようこそ福井県へ
ようこそ福井県へ
(裏)眼下に集落が見える
西峰が見えた
西峰が見えた
(裏)西峰から眼下に今寺の集落
松尾寺奥の院
西峰 松尾寺奥の院

 


山頂は予想に違わず展望は全く得られなかった。 内浦湾から天橋立まで眼下に一望できると言う裏の岩山にも登ってみたが、ガスで真っ白。 なんにも見えない、残念o( _ _ )o
いつの日かまたここに立ち、若狭の美しい海を眺めてみたいものである。

西峰の岩峰割目
西峰の岩峰割目
青葉山西峰山頂
青葉山西峰山頂
西峰山頂から
西峰山頂から
西峰山頂から内浦湾は...
西峰山頂から内浦湾は...



西峰から東峰へ

西峰からは、一旦下ってまた登り返す尾根道歩きとなる。 かなり険しい岩場が続くが、危険箇所には鎖や梯子が設置されているので気を抜かなければさほど心配はない。
このルートにはイワカガミが多く、エンレイソウやミヤマカタバミなども咲いていた。

巨岩のトンネル
巨岩のトンネル
(裏)巨岩のトンネル(反対側)
大きな岩山
大きな岩山へ

 
梯子が続く
梯子が続く
(裏)急な梯子を登る
岩の上からの眺望
岩の上からの眺望も霞む

 
痩せた岩峰を越える
痩せた岩峰を越える
(裏)岩山の上部へ
岩山を越えて梯子を下る
岩山を越えて梯子を下る

 
岩山を越える登山者
岩山を越える登山者
(裏)岩山上から見下ろす今寺集落
岩の間を抜ける登山道
岩の間を抜ける登山道

 
イワカガミ
イワカガミ

 
エンレイソウ
エンレイソウ
(裏)登山道の花々
ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ
(裏)ミヤマカタバミ群落
カンアオイ
カンアオイ

 



青葉山東峰

東峰山頂も小さな広場になっていて、青葉神社の祠が座していた。
今日はどこまで歩いてもガスは晴れそうにない。 まだ10時過ぎ、時間は十分ある。 「ここらでコーヒータイムにしよう」ということで、ベンチに腰を下ろし大休止。

休んでいると、大きな捕虫網を持った二人組みが登ってこられた。 今まで大人しくしていた先ほどのワンちゃんが、急に吠え出した。 大きな網を見て捕まえられると思ったのだろうか。 よほど怪しい人物に映ったのだろう。 ワンちゃんの頭の中を想像すると面白くもあり思わず笑ってしまった。

この怪しい二人組? 聞くと、アブやハエを捕まえていると言う。 蝶やトンボ捕りなら時々見かけるが、世の中には面白い研究をしている人たちもいるものだ。 普段、アブもハエも邪魔な存在なので気にしたこともない私達。 全く関心もなければ、情報も持ち合わせていない。 「ヘビならいましたけど・・。」「そうですね。シマヘビ見かけましたね」 そんな取るに足らない会話を交わす。 その後二人組は、虫を求めて西峰の方角に向かわれた。

青葉山東峰
青葉山東峰
(裏)青葉山東峰山頂
青葉神社前の広場
青葉神社前の広場
(裏)青葉山東峰青葉神社
青葉神社の岩場から
青葉神社の岩場から霞む景観
(裏)青葉神社を雲が覆い始めた
家族ずれでの登山者
家族ずれでの登山者
(裏)青葉神社前全景



東峰から高野登山口で下山

下山はブナ林を抜けて高浜町高野へと至る高野道へ。
途中、中継所がある広場に立ち寄り土手に上がると、海岸線が目に飛び込んできた。
展望台からでも見えなかった海・・。 霞んではいるものの、今日始めてみる海の眺めである。 お天気がよければどんなに美しいことだろう。 いくら眺めていても天気は回復しそうにない。 諦めて下山道に戻り歩を進める。

花の多い登山道
花の多い登山道
(裏)登山道の花々
祠のある広場
祠のある広場
(裏)東峰へ向う祠前の登山道
展望台
展望台

 
若狭湾難波江付近
若狭湾難波江付近が見えた
(裏)放送設備中継所?


下山道にも、イワカガミやイカリソウ、ヤマルリソウに加え赤い実をつけたアオキやホウチャクソウなどが絶え間なく咲いている。 下山が短くあっという間に感じられた。

高野の住宅地からは、ガイド本(2005年版)が古すぎたのか、途中で道がなくなる(荒廃していて歩けない)アクシデントもあったが、アスファルトの道を歩いて何とか起点に戻ることができた。

ヒメアオキ
ヒメアオキの実
(裏)ヒメアオキの花
ホウチャクソウ
ホウチャクソウ (裏も)

 
中山登山道と高野登山道合流部
中山登山道と高野登山道合流部

 
シャガの咲く登山道
シャガの咲く登山道

 
高野登山口
高野登山口

 
高野登山口前広場
高野登山口前広場

 
高野登山口案内
路面の高野登山口案内
(裏)高野登山口案内
今寺観音堂前
今寺観音堂前

 



駐車場に着いたのは、1時過ぎ。 せっかく舞鶴にきたので、「とれとれセンター」に立ち寄ることにした。

連休とあって「とれとれセンター」は、外は大渋滞、中も大混雑^^ 安さはどうか分からないが鮮度が良く、種類が豊富である。
私は久しぶりに岩牡蠣を食べたかったが、夫が「今は食べたくない」と言い出した。 「え~っ?なんで?」 夫が食べたくないというものを、扶養されてる身で一人食べるわけにはいかない。
従順で控えめな私は岩牡蠣をぐっと我慢^^ 夕食の食材を沢山買い込んで帰路に着いた。





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