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山ちゃんの晴れたらいいね2011/5/14

寒風山・笹ヶ峰

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    花の頁    登山ルート地図


今回は四国の山に詳しい“むらくもさん”お勧めの山、寒風山と笹ヶ峰。 お花と霧氷の綺麗な山とのこと。 以前から一度行って見たいと思いながら、アクセスを考えると二の足を踏む距離で、延び延びになっている。 神戸からだと寒風山登山口まで4時間。 下手すると登山時間よりも移動時間の方が長くなる。 それでも車中泊するほどの距離でもない。 とりあえず、どこまでいけるか分からないが、日帰り登山を敢行することになった。

 マイカーアクセス

自宅(出発 2:50)→(阪神高速,神戸淡路鳴門道,高松道,松山道)→いよ西条IC→(R11,194)→
   →新寒風山トンネル南口→旧道→寒風山トンネル南口駐車場(到着6:30)    所要時間:3時間40分



早々朝?夜間?2時起床し3時前に出発。 道路が空いていたので、予定より早く登山口に到着した。

 コース

駐車場(6:45)→桑瀬峠(7:35-40)→寒風山(8:45-55)→笹ヶ峰(10:25-50)→
                    →寒風山(12:15-30)→桑瀬峠(13:25)→駐車場(14:05)



桑瀬峠を経て寒風山へ

登山道はのっけから急勾配だが、よく整備された道なので、歩きやすい。 木々の合間からはアケボノツツジが見え隠れ^^ お花を見ると山歩きが俄然楽しくなる。
道は次第に緩やかになり、四国の山々を眺めながらの爽快な歩きとなる。 少し霞んではいるが天気は上々。

寒風山トンネル南口
寒風山トンネル南口
(裏)寒風山トンネル南口駐車場
寒風山登山口
寒風山登山口

 
桑瀬峠への登山道
桑瀬峠への登山道

 
ミツバツツジ
ミツバツツジ

 
鷹ノ巣山
鷹ノ巣山にアケボノツツジの色彩

 
尾根に上がった登山道
尾根に上がった登山道
寒風山・笹ヶ峰が見えた
桑瀬峠への登山道
桑瀬峠への登山道
(裏)一の谷方向の眺望
桑瀬峠から寒風山・笹ヶ峰
桑瀬峠から寒風山・笹ヶ峰
(裏)鷹ノ巣山を背にした桑瀬峠


桑瀬峠から暫く歩くとアケボノツツジが眼前に! 今年初見^^ ツツジの女王はいつ見ても華やかだ。 蕾がまだまだ多く、ピークは4~5日先だろうか。
峠から20分ほどで梯子やロープ場となるが、注意して歩けばさほど危険な箇所はない。
展望やアケボノツツジを楽しみながら、歩くこと2時間。 まだ9時前とあって先客は3名のみだった。 寒風山山頂からの展望は申し分なく、石鎚連山の山々の眺めを暫し楽しむ。

アケボノツツジも見えだした
アケボノツツジも見えだした
(裏)伊予富士を背に尾根道を登る
寒風山への近道は前方の岩場に
寒風山への近道は前方の岩場に

 
ステンレス製の梯子階段
ステンレス製の梯子階段が見えた
(裏)アケボノツツジの咲くロープ場
アケボノツツジ咲くロープ場
アケボノツツジ咲くロープ場を登る
(裏)アケボノツツジの咲く尾根道
大岩を目指す登山道
大岩を目指す登山道
(裏)伊予富士から寒風山への稜線
鷹ノ巣山から寒風山へ続く稜線
鷹ノ巣山から寒風山へ続く稜線
(裏)寒風山南の肩の大岩が目前に
旧本川村方向の眺望
眼下に旧本川村方向の眺望
(裏)芽吹きには早い木々中の登山道
伊予富士を背に尾根道を登る
伊予富士を背に尾根道を登る
(裏)眼下に旧本川村方向の眺望
寒風山を目前に登山道
寒風山を目前に登山道を進む
(裏)旧本川村を眼下に最後の登り
寒風山肩の展望所から
寒風山肩の展望所から
伊予富士,東黒森,西黒森,(瓶ヶ森)
鷹ノ巣山・伊予富士
寒風山から鷹ノ巣山・伊予富士
(裏)寒風山から笹ヶ峰
寒風山山頂
寒風山山頂
(裏)寒風山山頂


それにしても伊予富士って富士の名に相応しくない山容だが、どこから見れば富士に見えるのだろう。 前回登った双耳峰の青葉山も、福井側から眺めると二つの峰が重なって見えることから若狭富士と呼ばれている。 伊予富士も見る角度によっては富士に見えるところがあるのだろうか。




寒風山から笹ヶ峰へ

山頂で小休止し、たおやかな笹ヶ峰への稜線を緩やかに登っていく。 笹原を歩いているとこの光景一度見たような? そうだ昨年歩いた三嶺から西熊山の稜線歩き。 あの時と同じところを歩いているような錯覚に陥る。 一昨年走った瓶ヶ森林道一帯も笹山だった。 四国には笹に覆われた美しい山が多いようだ。

シャクナゲの花芽もまだ固い
シャクナゲの花芽もまだ固い
笹ヶ峰への稜線
笹ヶ峰への稜線
寒風山を振返る
寒風山を振返る
尾根道ピークで迎えてくれる老枯木
尾根道ピークで迎えてくれる老枯木
笹ヶ峰
笹ヶ峰の山容が目前に

 
登山道から
登山道から

 
笹ヶ峰への尾根道
笹ヶ峰への尾根道を登る
(裏)登山道から
笹ヶ峰は目前
笹ヶ峰は目前

 


それにしても風が強い。 寒風山一帯はその名の通り一年中風が強いところなのだろう。
今日は坐骨神経痛が出てなかなか歩が進まないというのに、風にまで短い足を引っ張られる^^ 超スローペースで、寒風山から一時間半もかかってしまった。

丸山荘への分岐部
丸山荘への分岐部
(裏)笹ヶ峰への尾根道を登る
笹ヶ峰山頂
笹ヶ峰山頂

 
笹ヶ峰山頂
笹ヶ峰山頂

 
冠山・平家平
笹ヶ峰から冠山・平家平
裏)寒風山,伊予富士,西黒森,瓶ヶ森


笹ヶ峰山頂も素晴しい展望台ではあるが、展望を楽しむには風が強すぎる。 風を避けながら食事する人が2~3人、長居する人はいない。 私たちも風を遮る所を探し、早めの昼食を摂る。
寒いのでそそくさと帰り支度をしていると、50年振りに登ったという男性に声をかけられた。

50年前には、このクマザサも1m以上あり、人が隠れるくらいの高さがあったという。 温暖化の影響で笹が小さくなり、このまま荒廃が進むとやがて枯れ、この辺りもいつかは潅木帯になるだろうとの話をされていた。 クマザサに悠久の時を感じ、これからもこの景観が永遠のものであるかの如く信じて疑わない自分には、少々ショッキングな内容だった。 六甲山でも温暖化でブナ林が減り、他の植生にも影響を及ぼしている。 やはり人間の力では抗しきれないことなのだろうか。
漫然と山歩きを楽しんでいる私達に大きな問題提起をされ、その方は丸山荘の方に降りていかれた。




寒風山への下山

下山は元来た道を戻る。 今年は例年より積雪が多くどこも花の開花が遅れているというが、登山道に花がないのが寂しい。 二人してキョロキョロ探しながら歩くもエンレイソウくらいしか見当たらない。

笹原を寒風山へ
笹原を寒風山へ下る

 
笹ヶ峰へ登る登山者
笹ヶ峰へ登る登山者

 
尾根道の登山道
尾根道の登山道
(裏)笹ヶ峰へ向う登山者
エンレイソウ
エンレイソウ

 
一の谷方向
一の谷方向の景観

 
笹ヶ峰へ向う登山者
笹ヶ峰へ向う登山者
(裏)笹ヶ峰へ向う登山者
尾根道を寒風山
笹ヶ峰背に尾根道を寒風山に戻る

 
寒風山山頂の団体
寒風山山頂の団体
(裏)寒風山から下山する団体さん


ヤマシャクヤクが咲き始めてるとの情報もあったが、どこに咲いているのだろう。
裏寒風から登ってこられたという方に尋ねると、親切に場所を教えていただいたが、「裏寒風は上から降りると迷うのでやめといた方がいいですよ」とのアドバイス。 ヤマシャクヤクは断念し、登山口へと下り始める。




桑瀬峠を経て下山

ショウジョ(ウ)バカマが“バァババカマ”になってるなぁとの夫のいつものダジャレを聞きながら下りていると、谷筋にヤマシャクヤクの葉を発見。 もしやと思い降りて近づいてみたが、蕾を1~2個付けてるだけで、咲いてる花は見当たらなかった。 ヤマシャクヤクは次回予定の「横山岳」に期待しよう。

寒風山から笹原の登山道
寒風山から笹原の登山道を下る

 
アケボノツツジの咲く尾根道
アケボノツツジの咲く尾根道

 
オオカメノキ
オオカメノキ
(裏)蕾も多いアケボノツツジ
アケボノツツジ
ロープ場で登山者を迎える
アケボノツツジ
眼下に駐車場
眼下に駐車場が見えた
(裏)駐車場には空もありそう
桑瀬峠
桑瀬峠に戻る
(裏)桑瀬峠で一休みの団体さん
ヤマシャクヤクはまだ蕾
ヤマシャクヤクはまだ蕾

 
寒風山トンネル南口駐車場
寒風山トンネル南口駐車場

 




関西にはない、たおやかな広がりをもつ四国の山々が私は好きだが、高速千円が廃止になれば、四国にくることも少なくなるだろう。
まだまだ登ってみたい山が沢山あるというのに、7月からは通常料金になるという。 今のまま遠出をしていると家計を圧迫してしまう。 何か思索はないものだろうか?
無い頭を捻っても、何も思いつかない。 とりあえず今のうちに遠出をしておこう^^





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