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山ちゃんの晴れたらいいね2011/7/30

雨の大山ユートピアコース

(写真や地図はクリックすると拡大します)    一覧へ    戻る    花の頁   登山ルート地図


今回の山行きは大山。 ユートピア周辺のお花畑がピークを迎えてるとの情報を得たので早速出かけることに。 ただ問題はお天気。 この日の鳥取のお天気は、曇りのち雨。 来週は予定が入っているので、登るなら今週しかない。 一か八か予報が外れることを期待して出かけることにした。

 マイカーアクセス

自宅(出発4:40)→(六甲北有料,中国道,米子道)→溝口IC→(県道45,158)→大山自然歴史館駐車場(到着7:20)
                                        所要時間:2時間40分


予報よりも早めに雨は降り出した。 蒜山あたりから大雨。 アレ、ま~ ε~(;@_@)  さりとて引き返すわけにも行かない。 とりあえず麓まで行ってみようということになった。

天気が悪いので、駐車場はガラガラ。 その頃には、雨は霧雨となっていたが、山は濃いガスにすっぽりと覆われていた。
それでも雨さえ降ってなければ決行と腹を括っていたので、躊躇なく出発。


 コース

駐車場(7:30) → 大神山神社(8:00-10) → 下宝珠越(8:50) → 中宝珠越(9:20) → 上宝珠越(10:10-20) →
   → ユートピア避難小屋(10:40-11:20) → 引き返し(11:55) → ユートピア避難小屋(12:20-30) →
       → 上宝珠越(12:45) → ケルン(13:15) → 元谷(13:30) → 駐車場(14:10)


駐車場からユートピア避難小屋へ
だが登り口がわからず右往左往(?-?)  以前夏山登山道にも登ったことがあり、観光にも来たことがあるのに、大神山神社奥宮でまたもや立ち往生することになり、なんとも夫婦で不甲斐ない(゜Å)
そうこうしてる内に、ユートピアコースに向かうというパーティに出会ったので、暫く追従することに・・。 やれやれ。 元谷との分岐がわかり、一安心。

大山自然歴史館駐車場
大山自然歴史館駐車場

 
大神山神社奥宮への鳥居
大神山神社奥宮への鳥居
(裏)大山寺仁王門
雨具を準備する登山者
雨具を準備する登山者

 
大神山神社奥宮
大神山神社奥宮
(裏)大神山神社奥宮神門


分岐からは、山アジサイに彩られた勾配のある谷筋を登っていく。 気温は21度だが、梅雨時のように蒸す。 霧雨も小雨に変わり、降ったり止んだり。 木々からは滴も落ちて、道が滑りやすくコースコンディションはかなり悪い。
それでも、登るにつれクガイソウやシモツケソウなどが増えてくるのでテンションは次第に上り気味^^

ユートピアコースへ
元谷ルートからユートピアコースへ

 
下宝珠・ユートピア登山口
下宝珠・ユートピア登山口
(裏)小雨の降る靄った登山道
クサアジサイ
クサアジサイ  (裏も)

 
下宝珠越
下宝珠越
(裏)ブナ林の登山道も靄っている
中宝珠越ルートの下降困難表示
中宝珠越ルートの下降困難表示
(裏)中宝珠越の標示
花の多い登山道
花の多い登山道
(裏)眺望は得られない
ヤマアジサイ咲く登山道
ヤマアジサイの咲く登山道
(裏)ヤマアジサイ
登山道
登山道を登る
(裏)尾根道も見通しは利かない


途中、幾度かのアップダウンや足場の不安定なところがあるが、歩を進めていくと砂すべりとの分岐、上宝珠越に着いた。 ここからは、ユートピア避難小屋に向かってトラバースしながら登っていく。

上宝珠越
上宝珠越

 
シモツケやクガイソウの咲く登山道
シモツケやクガイソウの咲く登山道
(裏)濡れたヤマアジサイが綺麗
下山する団体さん
下山する団体さん
(裏)ユートピアはもうすぐ
シモツケソウ
シモツケソウ
(裏)残っていたシモツケ
下山する登山者
下山する登山者

 
雨足が強く
雨足が強くなってきた
(裏)三鈷峰・ユートピア分岐標柱
コオニユリとシモツケソウ
コオニユリとシモツケソウ
(裏)三鈷峰.ユートピア分岐部から
クガイソウ
クガイソウ
裏-シモツケソウ,クガイソウの花畑


避難小屋周辺は、ユートピアの名に恥じない美しい花園が広がっていた。 想像以上の艶やかさ! シモツケソウやオオバギボウシ、クガイソウにコオニユリ・・。
天気が良ければどんなにか狂喜乱舞したことだろう。 だが、無情にもユートピアは、ガスの中ρ(。 。、 )
そのうち大粒の雨が降り出し、お花見どころではなくなり避難小屋に避難する羽目に!

シモツケソウ
避難小屋手前のシモツケソウ
(裏)シモツケソウ満開
お花畑
避難小屋手前のお花畑
(裏)シモツケソウのお花畑
シモツケソウとギボウシの花畑
シモツケソウとギボウシの花畑
(裏も)
ユートピア避難小屋
ユートピア避難小屋

 


避難小屋から天狗ヶ峰方面往復
諦めて小屋で、雨宿りを兼ねゆっくりと昼食を摂る。 雨が小降りになったところで、夫は象ヶ鼻、天狗ヶ峰方面へ。

 

振子沢源頭部のクガイソウ群落まで往復してみることにしたが、雨はしだいに強くなってきて止む気配がない。 象ヶ鼻付近のシモツケソウの綺麗な花畑も愛でる余裕がなく、ダイセンオトギリの群落が鮮やかな登山道も急ぎ足になってしまう。
シャッターを押しているうちに、雨が浸透したのかカメラがきかなくなってしまった。 雨が当たらないようにして乾くのを待てば撮れる時もあるが、ここという時には反応してくれない。 しかたなく、崩落の危険があり進入を停めている地点までは行くことにした。
直ぐに行きつくはずだが、何の表示も見えてこない。 目の前には山頂らしきものがぼんやりと見え、そこを目指してみたが、登山道は狭く崩れやすい小岩で、おまけに両側が急な崖になっている。 少し進んでみて、登れないことは無いが下るのは大変なルートと判断し、引返すことにした。

帰ってログを確認すると、目的地を過ぎて危険地帯に入り込んでしまっていた。 雨中で見落したのか、「この先危険」の標示はあった方が良いですね。  (夫)

霞む象ヶ鼻
象ヶ鼻も霞んでいる

 
シモツケソウ
シモツケソウ満開  (裏も)

 
下山してきた登山者
下山してきた登山者
(裏)尾根道から
ダイセンオトギリ
ダイセンオトギリ

 
ダイセンオトギリの咲く登山道
ダイセンオトギリの咲く登山道

 
ダイセンオトギリ
ダイセンオトギリの大群落

 
注意域に
この辺から先が注意域
標示がなく天狗ヶ峰へ進んでしまう
霞む目前の天狗ヶ峰
天狗ヶ峰が目前で霞む

 


砂すべりを経て下山
下山は砂すべりから元谷経由で下っていく。 このコース、時間の短縮にはなるが、靴は真っ黒に^^ おかげで大洗濯間違いなし。

砂すべり
砂すべりを下る
霞みの中の元谷
元谷も霞みの中
元谷登山道のケルン
元谷登山道のケルン


伊吹山に比べると花の種類は少ないが、楽して登れないところにこの山の魅力がある。 めったに山を褒めない夫が、「ここの花畑は値打ちがあるな~」と。 それでも、写真が上手く取れなかったのが心残りだったのか「今日は消化不良に終わったので、明日又登ろうよ」と誘ってくる。 明日も4時起き? 勘弁してよ~。 神戸からの連チャンはちょっと厳しい。 来年の楽しみに取っておくとしよう!




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