(写真や地図はクリックすると拡大します) 一覧へ 戻る 花の頁 登山ルート地図
このところ幾分か涼しくなってきたので、ススキの草原が広がる岩湧山に登ってきました。
マイカーアクセス
自宅 (出発 8:40) → (六甲北有料・中国道・近畿道・南阪奈道) → 羽曳野IC →
→ (R170・R371・府道221) → 岩湧の森駐車場 (到着 10:55) 所要時間:2時間15分
大阪府下の岩湧山は、自宅から88kmほどの距離。 高速を使えば1時間余りで着くだろうと遅く出発したのが誤算だった。 高速道路ではパトカーがあちこちで走っているので、かなりのスローペース。 その上、一般道でも片側一車線を封じて垂れ枝の剪定作業をしていたため渋滞に巻き込まれてしまった。 祝日に片側一車線しかない道路で剪定作業をすれば渋滞を引き起こすのは必至。 誰もが容易に想像できることなのに余程の緊急性があったのだろうか、なにか釈然としないものを感じた。
駐車場の到着は11時近くになっていたが、短時間で登れる山なので焦りはない。
コース
駐車場(11:00)→岩湧寺(11:25)→岩湧山東峰(12:20)→岩湧山(西峰)(12:40)→(昼休:20分)→
→滝畑側カヤ場入口(13:15)→岩湧山東峰(14:00)→岩湧の道分岐(14:15)→岩湧寺(14:50)→駐車場(15:00)
駐車場から岩湧山へ
身支度をしてシュウカイドウの咲く道を登り始める。 シュウカイドウは江戸時代に中国から渡来した帰化植物。 強い日差しは好まないので岩湧の森の風土に適しているようだ。
岩湧寺から山頂へ至るルートは2ルート。 私達は、階段が多いが東峰まで60分で登れるという”急坂の道“を選択した。 一般的には勾配の緩やかな”いわわきの道”を上りに利用する人が多いようだ。
東峰までは、植林帯の中の歩きとなる。 よく整備された道だが、展望もなく暗く全く面白みはない。 おまけに風もなく暑い ヾ(;´▽`A`` 「ここがブナ林だったらな~」と、思わず口を衝いて出る。 階段をただひたすら1時間ほど登っていくと“ダイヤモンドトレール”との分岐に出た。
東峰からは一旦下ると、トイレのある鞍部に着く。 再び丸太の階段を登るとススキの原が広がる岩湧山山頂。 和泉山脈の東の雄といわれるだけあり、天気が良ければ大阪平野、大峰、台高、金剛の山々や淡路島を望むことが出来るようだが、残念ながら霞んで大展望とはいかなかった。 それでも山頂は祝日とあって大勢のハイカーで賑わっていた。
岩湧山山頂
ここはカヤ場が広がっているだけだと思っていたら以外や以外、ピークは過ぎているがキキョウやカワラナデシコ、そしてツルニンジンが至るところに咲いていて秋の山野草の宝庫になっていた。 初夏にはササユリも咲くそうだ。
下山
下山は「いわわきの道」から「いにしえの道」経由で。
山頂へと至る登山道は多く、大阪府民の憩いの場所として親しまれているのも十分理解できる。 季節を変えて登ってみたい山の一つとなった。
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