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爽やかな秋晴れになって、花友から知らせを受けていたコシオガマに会いに行ってきた。 見頃は過ぎたはずだが、残り花には会えるだろう。
蜘蛛の巣を払い除けながら辿り着いた目的の場所は、雑草に覆いつくされていた。 そこに一筋、草を刈り倒した後を探し分け入ると、コシオガマが淡い赤紫の花を咲かせている。 花は終盤で残り花になっていたが、陽射しに輝く色合いは綺麗だった。
他の藪にもかき分け入ったが、何も見つけられない。 そして、とんでもない土産を貰ってしまった。 藪から出ると、腰から下をヌスビトハギがびっしり蔽っている。 トホホ、これをはぎ取るのに随分時間が掛かってしまった。 藪漕ぎは、控えめにしないと、後が大変・・。
サクラタデを見ようと車を走らせていると、突然、前方を大きな鳥が道を走り抜けた。 ヤマドリかキジ♀か、尾は短かったが、とにかく車を停め、カメラを取り出して待ってみる。 見ていると、数羽が藪から出たり入ったり、道路を走り抜けるのもいる。 キジの親子がねぐらにしている場所の近くだった様だ。 こんなところにヤマドリが出る筈はなく、車が来てもまだ姿は見えていたが、キジの雄がでることはなかった。
サクラタデは、まだ満開とは言えないが、そろそろ見頃を迎えている。 昨年より群落は心持ち小さいが、この楽しみな場所は、今年も維持されていた。
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