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そろそろムギマキがやってくる時期になった。 この日は探鳥だけすることにして、森林植物園を回ってきた。
温かな陽射しが降り注ぎ、気持ち良く散策できる気候だったが、時折、強くて涼しい風が吹き抜け、日陰では寒いくらい。 ウインドブレーカーだけでは足りないくらいだった。
野鳥が集うゴシュの周りには、20人ほどが集まっていて、一旦スルーし園内周回から始める。 あちこちで枯木伐採や草刈り作業が行われていた。 今年は野鳥が好む実は少な目で、ようやく熟しだしたところ、鳥影は少ない。 アサギマダラが一頭だけ舞っていて、翅にはマーキングがあった。
バーダーが散る頃合いを待って、カラスザンショウを覗きに行ってみた。 ここには、数羽のオオルリが飛び回っていて、暫しカメラを向けてみる。 殆どが若鳥か雌で、雄が姿を現すのは稀だった。 日が傾く前にゴシュを覗く。 バーダーは疎らで、出てくるというキビオスを待ってみた。 この日は、ムギマキは出なかったらしい。 慌てなくても、そのうちには来るだろう・・。
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