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秋風が涼しく歩きやすくなって、谷あいに咲くムラサキセンブリに会いに行ってきた。
爽やかな陽射しの中を、草花や茸を探しながら進んで行く。 あちこち分岐を迷いながら辿り着いた目的の場所では、ムラサキセンブリが丁度見頃になっていた。 谷あいのこの場所も乾き気味で、ムラサキセンブリは昨年より株が少な目。 陽射しの中では白っぽく、日陰では青っぽく見えるこの花、写し撮るのが難しい。 数えきれないほど撮ったのだが、まともに撮れたものは少なかった。 ここにはヤナギノギクも咲いて、喜ばせてくれるのは良いが、これも撮り人泣かせ。 陽射しを浴びて、淡い紫色の花は真っ白になっていた。
この近くには、少し離れてセンブリも咲いている。 ここは、そんな植生も楽しめる場所だった。
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