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いつしか北の国から初冠雪の便りが届くようになり、裏山の木々も薄っすら色付き始めてきた。 深まりゆく秋の草花に会いに、あいな里山公園を歩いてきた。
陽射しの温かささえすっかり弱まり、北風に寒さを感じながら、来園者の少ない園内を巡る。 タコノアシは赤みを失い枯れ始め、リュウノウギクやノコンギクが目を引くくらいになっていた。
目当てのハバヤマボクチは、一株しか見つからず、鮮やかな花色も褪せ気味だった。 成果は乏しく、再度公園へ回ることにする。
もみじが真っ赤に色付いた再度公園では、漸くキッコウハグマに会うことが出来た。 これまで閉鎖花しか見つからなかったが、数は少ないがこの日は幾つか花を開いていた。 花はどれも小さめで、探し回ってようやく見つけられるくらいだった。
昨年沢山出ていたスッポンタケは、漸く一本出てきただけで、幼菌には皺がより出していた。 今年はこれで見納めになってしまうのかもしれません。
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