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ようやく孫の相手から解放され、撮り初め兼ねて森林植物園を歩いてきた。
冷え込む日となって、シモバシラが「咲いて」いるはず。 開園早々覗いてみると、シモバシラは「咲いて」いるが、期待より小さめ。 乾いた日が続いて、吸い上げる水気が足りないのだろう。 落ち葉に隠れるくらいのシモバシラはこれだけにして、園内散策へ踏み出す。
僅かに小雪が舞った名残りがある園内は、陽射しはあっても冷え込んでいる。 訪れている人はホンの一握りで、園内清掃作業の音以外は全く静かなものだった。 寒さと静けさがあれば、鳥影は濃いことを期待できる。 萱や藪が残る場所を探し歩き、幾つか野鳥には出会うことが出来た。 ただ、枯草や落ち葉が随分除かれている園内では、期待したほど鳥影は濃くない。 冬を越す落ち葉の虫やねぐらになる場所が少なくなって、居着く野鳥が少ないのだろう。 長居する楽しさは乏しく、初撮りは終えることにした。
晴れていた空を雲が覆うと、時折小雪が舞って、この時期らしい寒々とした風情が拡がる。 六甲山が雪に覆われるくらいになれば、ここにももっと冬鳥が訪れてくれるかもしれない。
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