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晴れそうだという天気予報を信じて、バードウォッチングに六甲山上を巡ってきた。
気温は回復するはずだったが、小雪が舞い風も強い。 こんな中で六甲山上に上がる人は少なかった。
出迎えてくれたアトリは、寒そうに動きを止めていた。 あたりは薄っすら白くなる程度だったが、時折強い風が吹雪になって、暗くなる。 野鳥を撮るのに良い条件ではないが、こんな中でも粘るしかない。 鳥影は少なかったが、出てくれる鳥を撮りながら、捜し歩く。
吹雪いて暗く中で、突風に煽られて降りてきた一羽、なんとハギマシコだった。 ISO感度が10,000まで上がるくらい暗かったが、そんなことに構っていられない。 この一瞬、シャッターを押し続けることになった。 この後、もう一度だけ一瞬会えることになるのだが、撮れたのはこの時だけだった。
寒さのせいか、ベニオシコの出も悪く、直ぐに藪の中に隠れてしまう。 マヒワの群れが元気に飛び回っていて、どうにか撮ることはできた。
成果が上がらない一日になってしまうところを、ハギマシコに救われた。 できれば良い条件で撮りたかったのだが、欲張りすぎでしょうね。 もう冬鳥の帰り支度も、始まっているのでしょうか。
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