(写真や地図はクリックすると拡大します) 戻る
陽射しは春めいて、野山を包み込む。 そろそろ早春の足音が聞こえだしているのだろう。 その足音を聞きに裏六甲を散策してきた。
幽かな足音を聞き逃さないようにしながら、冬枯れのハイキング道をゆっくりと歩む。 陽光を浴びての散策は汗ばむほどだった。 裏六甲のマンサクは、まだ咲き始めたばかりで目立っていない。 アセビも、花咲いている木は少なかった。 地面では、セリバオウレンが目立たないように、ひっそりと咲き広がっている。 裏六甲も、ゆっくりと冬から早春へ装いを変え始めていた。 野山の賑わいが、もうすぐ始まるのだろう。
水際では、一足先に花穂を輝かせたネコヤナギが見頃を迎えている。 寒さに耐えて真っ赤に染まったテイカカズラが、一際鮮やかに輝いていた。
裏山の散策路でも、コショウノキが咲き始めていた。 そろそろ、早春花に会いに出かける時期が近付いているようだ。
|