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いつもの野鳥とは違うものに会いたいとの思いで、探鳥場所を変えて出かけることにした。

久しぶりに訪れた水辺の場所は、思ったより澄んだ流れが失われ濁り気味。　清流を好む野鳥が訪れるかもという期待は、一気に萎んでしまった。　それでも格好のポイントで暫く待っていたが、陽光が静かに辺りを包み込み、小鳥が時折遊ぶだけだった。　ここには見切りをつけ、やむなく有馬富士公園へ移動することにする。

有馬富士公園の野鳥は、いつしか冬鳥が種類を減らし、留鳥達が増えている。　ウグイスの上手な囀りが響き出し、もう春を告げているかのよう。　陽光の輝きが強まり、ルリビタキの色合もくすむようになってきた。　これから冬鳥も次第に姿を消していくのでしょう。
トラツグミのポイントに回り、辺りを覗っていると背後に微かな気配が・・。　振り返ると、目の前、広いところにトラツグミが出てきていた。　慌てて構えたが、直ぐに茂みに隠れてしまい、再び出てくることはなかった。　思い込みでポイントを絞ってはいけないですね・・。

エナガ	ジョウビタキ♀	モズ
アオジ	カワラヒワ	ウグイス
トラツグミ	トラツグミ	アトリ♂
ルリビタキ♂	ルリビタキ♂	ルリビタキ♀

そろそろ夏鳥の便りもと思うには、少し気が早すぎるでしょうか。　もうそんな季節になりました。