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裏六甲も、新緑が目立つようになってきた。 朝はヒンヤリした空気に包まれていても、日を浴びれば暖かい。 今年の早い春の歩みに、裏六甲の春を探そうと、例年より早いこの時期に逢山峡を歩いてきた。
谷道を流れる風はヒンヤリして、思ったより春の草花の開花は進まず、ホタルカズラはようやく数輪開いているだけだった。 日が高くなってくると、蝶や虫も動き出して姿を現してくる。 数は少なくて、春の草花が咲くのを待っているのだろう。
逢山峡に春の賑わいがやってくるのは、もう少し先になりそうだ。
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