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待っていた梅雨明け。 安定した天気が続きそうな日を選び、花巡りと探鳥を兼ねて、信州を訪ねてきた。
早朝に出発して、最初の目的地は入笠湿原。 ゴンドラを降りると、青空に八ヶ岳連峰が広がっている。
思っていたより涼しくなくて、陽射しは暑い。 入笠湿原に入ると、群生するノハナショウブが満開の時期になっていて、ミヤマバイケイソウも見頃で、ヤナギランが咲き始めていた。 草花を探して一回りした後、入笠花畑へ進む。
ここから山頂までは近くて展望も良いのだが、登るつもりはなかった。 花畑を一回りして、ニッコウキスゲやキバナノヤマオダマキを楽しむ。 花畑の一部には、外来種のコウリンポポが繁殖していて、花は綺麗なのだが、在来種に影響しないか心配される。
時間はたっぷりあり、山頂駅に戻り山野草公園も回ってみる。 山頂駅前には鮮やかにシモツケソウが咲き、公園内にはセンジュガンピが群生していた。 ここではクガイソウがあちこちで穂を揺らし、先端の展望台からは八ヶ岳を一望することができた。
入笠山の花巡りは早めに済んで、この日の宿は小淵沢。 夕暮れまでの間、薦めてもらったポイントに探鳥に出かけることにした。
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