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信州を訪れる楽しみの一つは、バードウォッチング。 宿の主人から薦めてもらった探鳥ポイントを、幾つか巡ってきた。
最初は、八ヶ岳牧場周辺でノビタキ撮り。 草原を飛び交うノビタキは多く、低木にも良く止まってくれる。 陽の向きによるのか、ポーズを決めてくれる機会は少なかったが、十分満足できる出会いになった。
翌朝は、カメラぶら下げ周辺散策に。 夏に営巣しているというジョウビタキが、人気のない建物の庭木の中で遊び始めていた。 アカゲラも出ていたようだが、この時に会えたのは、モズやカワラヒワくらいだった。
朝食を終えて向かった先は、クロツグミに会えるという竜神池公園。 遊歩道の整備工事が行われていて立入制限はあったが、この日は日曜日で工事は休み。 いつもはバーダーが多いというこのポイントも、来訪していたのは一組だけで、静かな探鳥散策となった。
バーダーに促され目を向けると、すぐ目の前に留り続けるクロツグミ。 こんなに近くでじっとしているとは、驚いてしまう。 逃げることもなく、いつまでも居続けていた。 アカゲラにも良く会えると聞いていたが、この日も運よく一度は出会うことができた。 メジロが多かったが、鳥影が濃くて時間を掛ければ楽しいポイントの様だった。
続いて向かったのは、ホオアカ狙いでニッコウキスゲの車山へ。 今年はニッコウキスゲが少なく、ノビタキの数も少ないと聞いてきたが、一昨年に比べると見劣りするくらいになっていた。 ノビタキ狙いのバーダーも、粘って撮っていたが、少し遠目でなかなか出てくれないようだった。 数は少ないが、狙いのホオアカは直ぐに出てくれて、時間を掛けずに撮らせてもらえた。
車山肩周辺をほんの少し散策してから、翌日の南アルプス林道歩きに備えて、この日の宿「仙流荘」へ。 そろそろ燃料補給をしようと走っていたが、見つけたスタンドはどこも定休日。 開いているスタンドはないかも・・と心配になったころ、ようやくセルフスタンドが見つかって一安心。 早めに宿入りして、この日は大賑わいだったという林道バス営業所で情報をもらうことにした。
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