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ブルービーを撮りに行って公園を一回り。 余りの暑さゆえか草花は少なく、寄道してもう一つの池を訪ねてきた。
出歩くことが躊躇われるほどの強い陽射しだったが、狙いのタヌキマメが咲き出すのは午後になってから。 汗ですっかり濡れていたが、気を入れなおして、陽射しの中に歩みを進める。
ここにも出るとは聞いていたが、これまで会えていなかったベニイトトンボ、最初から姿を見つけてビックリ。 このベニイトトンボ、局地的にしか発生しなくて、かなり珍しいトンボになっている。 雌を見たのは勿論のこと、産卵しているところも初めてで、暫くカメラを向け続けていた。 陽射しを避けるように暗い木陰の水溜りにいて、撮る条件が良くなかったのは残念。 他にはいないようだったので、個体数は少ないのだろう。
チョウトンボが乱舞していたが、日を浴びている間は停まってくれない。 見ているだけで汗が噴き出す始末で、撮るのを諦めてしまった。
目的のタヌキマメは咲き出していたが、花数は少なかった。 午後に咲いて夕方に萎む一日花で、沢山の花を一枚に収められる機会は少ない。 この花も数を減らしているようで、いつまで見れるのだろうか。 希少種を含めて、綺麗に草が刈られている場面に出会うときもある。 以前は手刈りで見て残すこともできたのだろうが、今は機械刈りだけになって根こそぎ刈ってしまう。 希少種には、ますます会えなくなってくるのだろう。 さみしいことです・・。
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