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梅雨時のような安定しない天気が続いて、頻繁に雨雲がやってくる日が多い。 そろそろ夏空が戻ってくる予報だが、朝から薄暗く、まだ雨雲とのにらめっこは必要なようだ。 遠出して雨に会うよりは近くの散策、ということでカメラぶら下げ何か所か歩いてきた。
処暑も過ぎ、土手ではどこにでもタカサゴユリが目につくようになって、もうナンバンギセルが咲き出している。 いつも遅い時期にしか会っていなかったナンバンハコベは、今が一番の見頃になっていた。
山道へ少し入ると、ギンリョウソウモドキが顔を出し始め、真夏の梅雨空が招いたのか、ここでは初めてのカエンタケが見つかった。
秋が近いことを告げるのか、キボシアシナガバチは巣作りに忙しそうだった。
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