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北播磨を巡る晩夏の草花探し。 日陰さえ少ない暑い野原を、冷水を飲みながら歩き回る。
初秋を告げる草花にはほんの少し早く、また蕾が殆どだった。 期待したミズトンボだったが、一株一輪しか咲いていない。 オグルマに良く似たカセンソウは見つかった。
ヤンマが止まっているのを見つけて撮ってみると、大きなトンボを捕らえたタイワンウチワヤンマだった。 捕まったのは、コシボソヤンマのようだがはっきりしない。 随分大きなものを捕らえるもの。 これが弱肉強食の姿としても、驚く場面だった。
熱い陽射しに、あちこちでチョウトンボに出会ったが、殆どが一匹だけ。 乱れることなく飛ぶだけなのは、時期を逸した寂しさなのかもしれない。 アカトンボが数を増すのはもうすぐ。 夏のトンボは、この暑さがシーズン最後になるのでしょう。
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