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稲刈りの準備が始まって、畔の草刈が進み始めている。 土手の草花が刈り取られる前に、山裾の田園で秋の草花を探してきた。
昨年は異常な咲き方だったツルボが、今年はどこでも満開になっていて、淡いピンクの花穂を風に揺らしている。 土手のあちこちで、ナンテンハギの紅紫色の花が目立っていた。 ナンテンハギに混じって、良く似たオオバクサフジが幾つか見つかる。 局地的で珍しいオオバクサフジ、ナンテンハギと区別しながら見て歩くのも、この時期の草花探しの楽しさなのでしょう。
メガネツユクサも今年は沢山咲いている。 この一角だけ、防草シートを避けて、残してくれていた。 農家さんの嬉しい気遣いに感謝。 シロバナツユクサも、真っ白に輝いていた。
シロバナサクラタデの群生は刈り取られ、消えている・・。 辺りを探し回って、近くで花咲く小さな株を見つけられた。 ここが咲けば、これからいろいろな場所で見られるようになる。 本格的な秋が近いことを告げていた。
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