|
（写真や地図はクリックすると拡大します） 戻る
ワクチン副反応対策で頼ってきた娘とやってきた孫台風が過ぎ、天気に合わせて出かけられる自由が戻ってきた。 神無月に入り朝夕の気温も随分涼しくなってきたので、早速、この時期の草花に会いに行ってきた。
最初に向かった先は、放棄田に咲くコシオガマ。 群生を期待して、ヌスビトハギで藪になった古い農道を分け入る。 露で湿るスボンには、隙間なくヌスビトハギが貼り付いて、ウロコのよう。 ススキが広がった田圃跡を分け入ったが、コシオガマが咲く広場が残っていない。 ススキの空き間や雑草の間に隠れるように咲くコシオガマが数本見つかったが、群落はなくなっていた。 放棄田は２～３年で、笹やススキに覆われすっかり荒れ地になってしまい、ここでコシオガマを見られるのは今年が最後になりそうだ。 残念だが、仕方ない。
車に戻り、ヌスビトハギをとるのに一苦労。 随分長い時間を掛けて除いたが、取り切れない。 全てとるのは諦めて、場所を変えジャコウソウ撮りに回ってみる。 暗い谷川の土手に咲くジャコウソウがあったが、ここも数が減っていて花付きも良くない。 日が差す高い場所へ登り、花付きの良いジャコウソウを見つけたが、もう花を落とし始めていた。 花の一番良い時期に訪れるのは、どの花でも難しいものです・・。
| 
