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もう翌日は寒露だというのに、暖かいというよりも暑い日が続いている。 それでも、そろそろ野鳥撮りができるのではという淡い期待を抱いて、出かけてきた。
足を踏み入れると、いるわいるわアサギマダラがそこかしこに居る。 鳥の動きを捕らえようとしても、アサギマダラの動きが否が応にも目に入ってしまう。 どこに行っても、アサギマダラは飛んでいて、木の上を飛ぶ蝶は影になって鳥影のように惑わしてくる。 アサギマダラ撮りのつもりはなかったが、随分な数を撮っていた。
肝心の野鳥は、居ないわけではないが、数は少なくて、撮りたい鳥は殆ど姿を見せなかった。 秋本来の涼しさが戻ったら、野鳥の姿も増えだすかもしれない。 期待して、もう少し待っておこう。
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