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この日、色あせて落葉が始まった裏六甲の木々には、うっすらと霜が降りて光っていた。 日差しは暖かく、撮りそびれていた花や実を探して、近くを散策しに行ってきた。
撮る時期を逸していたが、期待して会いに行ったシマカンギクは、終盤になっていた。 数も減っていて、良さそうな残り花を見つけるだけ。 この時期に会える数少ない草花の一つ、今年も間に合っただけ良かったことにしよう。
草木の果実を探して、近くを散策してみる。 巡り来る季節となれば会えるものでも、周りの木々の成長や、その年の気候などで変わってくる。 ゴンズイの果実は弾け、赤い果皮と黒い種子が目立っていた。 もう熟しても良い筈のツルウメモドキの実は、数えるほどしか割れていない。 次の草木の季節が始まるまでの数少ない撮り物、寒さが増す頃まで待つことにしよう。 これから草木は幾つ撮れるのだろう・・。
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