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気温が上がって、春を感じさせる陽気になった。 早春の訪れを探して、裏六甲を歩いてきた。
最初に覗いたセリバオウレン群生地は、小さな花が一面に広がって、踏まないか心配なくらい。 樹木が間伐されて、生育環境が良くなったようだ。 花の集まりを探して、暫くウロウロしてから、次へと歩みを進める。
裏六甲は、まだ漸く草の葉が顔を出し始めたところで、撮り物は少ない。 歩くことが目的になって、ほんのり汗ばんでくる。 マンサクを探したが、見つかったのはたった2本。 咲いていたのは大きな木で、小さな木は見つからなかった。 この冬は寒かったという影響なのだろうか・・。
河原では、ネコヤナギが沢山の花穂を銀白色に輝やかせていた。 ネコヤナギの花穂がみられるようになると、いよいよ春が来るという気持ちになる。 遅れている春の景色を、心待ちにしておこう。
暖かな日差しは、ジッと寒さに耐えていた冬越しの蝶たちにも、待ち遠しかったのだろう。 テングタョウやルリタテハが、翅をいっぱいに広げ、陽光を楽しんでいるかのようだった。
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