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雨が上がって、まだ靄の残る再度山に、再び野鳥探しに行ってきた。
コマドリポイントを覗くと、コマドリが抜けて訪れるバーダーもなく静かになっていた。 さあ、ここから再度山をあちこち歩き回ることにしよう。 10時頃からは、日も差すようになってきた。 ウワミズザクラが咲き出し、シロバナウンゼンが満開になった再度山。 新緑の中の散策だけなら良いが、野鳥との出会いには恵まれない。
正午を回って日差しが強くなってから、声高く囀るオオルリの姿を漸く見つけた。 良いポジションではなかったが、木々をかき分け撮れる場所を探した甲斐がありました。
随分歩いたし、さあ帰ろうとしていた時、視界に入ったのが動く動物。 何かわからず、小さな茂みに入って視界から消えてしまった。 茂みの周りに隠れる場所もなく、少し待っていると遠ざかろうとして動きだす。 岩場で躊躇したのか、ほんの少し止まってくれて、撮る時間を取ってくれた。 調べると、夜行性だという冬毛のテンでした。 この日の主役は、このテンで決まり。 テンを再び撮れる機会は、もう無いかもしれない。
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