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前回逃したタシギに会いに、再び江井ヶ島へ出かけてきた。
この日は天気はいいが、冷たい風が強く吹き付けて、カメラを構えさせてくれないほど。 風の当たる土手の上でじっとしているのは辛いが、風が除けられれば、陽だまりでは寒さを凌ぐことができる。
早めに目的地に着いたこともあって、人影を見たら岸から離れてしまうミコアイサが、遠くまで離れずに居てくれた。 冷たい風を避けるかのように、水鳥も日の当たる護岸に上がって寛いでいた。
狙いのタシギがいる様子もなく、場所を変えてみる。 相変わらず冷たい風は強く、薄氷がはるほどになっていた。
タゲリが忙しく餌を啄んでいたが、肝心のタシギは見つけられない。 諦めかけた時、ようやく狙いのタシギが姿を現した。 後を追って逃げられても、冷たい強風に、近くで身を隠し温まっている様子。 身を隠すのはうまいが、居るのが判っていれば探すことはできる。 天気が味方してくれたのかもしれない。
ここは、水辺の野鳥観察にうってつけの場所だが、バーダーは殆どいない。 野鳥にとって、居心地のいい場所なのでしょうね。
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