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妻が「タヌキマメが沢山咲いてたよ」と言うので、日を置かずその公園に行ってきた。
陽が高くなって暑くなる前に引き上げる予定で、開園時刻直後に訪れた。 この時間でも随分暑くなっていたが、お盆休み中とあってか子供(孫)を連れた来園者で賑わっている。 小川や池の周りで草花を一通り眺め、目的のタヌキマメの群落に到着・・・。
タヌキマメは沢山あるのだが花が全く見当たらない。 今日は咲かないのか、咲き始めるのが遅いのか、園内を散策し時間を潰してみたものの、一向に咲きだす気配がない。 あれこれ思案した挙句、調べてみると、タヌキマメが咲き始めるのは正午頃からで、夕方には萎むようだ。 それなら仕方ない、早く出かけてはきたものの、咲きだすまで待つしかない・・・。
3時間程を過ごし、昼食も済ませて覗きに行ってみると、タヌキマメが数輪開いていた。 陽射しを浴びながら見ていると、蕾が開く時はホンの10分程、どの蕾が咲くのか予測できない。 漸くタヌキマメが撮れて、半日の予定が一日かかることになってしまった。 事前に調べておけば良かったかな・・・。
この日タヌキマメを見ていた人は誰もいなかった。 興味がなければ、誰も見向きもしないんですね。 見栄えのする花でもないですから、当然と言えなくもないのですが・・・。
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