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ツアー最終日は奥只見湖で遊覧船に乗り、新潟空港まで移動する結構長い道程。 天気は回復する予報だが、雲が多くて晴れ間は期待できそうにない。 早めに朝食を済ませ、秘境路線のJR只見線に乗車すべく、7時半にバスは走り出す。
JR只見線 会津柳津駅~会津川口駅
紅葉の美しい只見線の筈だが、この日は生憎の曇り空で、折角の景観も彩りは乏しかった。 復旧工事中の只見線は、会津川口駅が終点になっていて、ここからはバスに戻り奥只見湖を目指す。
奥只見湖へは、奥只見シルバーラインを走るのだが、この道路、名前の響きとは裏腹に、大型車両の離合が困難な素掘りの岩肌が残るトンネル区間連続の恐ろしい道だった。 大型観光バスは左側のミラーを収納して、中央線を跨いで走ることになる。 観光バスの運転手が嫌がるルートと言うのも頷ける。 これでも、少しづつ出っ張った岩肌は削られ、数少ない裸電球だけだった照明も整って、随分走り易くなったのだとか・・。 僅か25分程で銀山平船着場に着いたのだが、ドライバーの上手さに感謝するするしかなかった。
奥只見湖遊覧
出航間近の遊覧船に滑り込みで間に合って、奥只見船着場まで約40分の遊覧。 僅かに残る霧雨の所為だけではないのだろうが、奥只見湖の紅葉は今一つだった。 夜の寒さで赤みを増す紅葉には、今年の気候は適していなかったのかもしれない。
奥只見駐車場から、ドライバー泣かせの奥只見シルバーラインを戻り、関越道から北陸道・日本海東北道を走り抜けて、新潟空港へ。 出発時間が迫っていて、込み合う保安検査場を通過できた時には搭乗時刻になっていた。
安定した秋晴れの天気を期待して出掛けたものの、今年の気候は期待に応えてくれなかった。 大雨に当たらないで、予定のコースを巡れただけも良かったということにしておこう。
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