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このところの寒気が気になるが、今年は早く咲き始めているというセツブンソウに会いに、丹波篠山へ行ってきた。
目当てのセツブンソウ群落地に着くと、地元の方から工事の影響で群落が無くなったと聞かされる。 残念に思いながらも覗いてみると、群落地は半分以上削り取られ、土が入れ替えられていた。 セツブンソウはあるのだが、その数は随分少なくなっている。
ここは諦め、もう一ヶ所の群生地に移動。 寒気に当たった所為もあるのか、花に元気がない。 陽が射してくころになると、ようやく本来の姿に近づいたが、期待した一面に咲く様子は見られなかった。
近くを散策して草花を探しても、シロバナタンポポは冷たい雪を浴びて傷んだものが多い。 ユキワリイチゲが咲くまで、次の早春花は待たなければいけないですね。
かつては、セツブンソウの群落が多かったそうだが、シカの食害などで少なくなってしまったと言う。 この地区の畑地は、どこも電気柵やネットで細かく囲われていて、草花さえも囲わないとなくなってしまうのだそうだ。 楽しませてもらうだけで何もできなくて、地元の方のこうした作業には感謝しかない。
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