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今にも泣き出しそうな空模様だったが、当てもなく森林植物園を徘徊しに行くことにした。

撮り物を得るため、まずは早春花を見にロックガーデンを一回り。　咲き始めた梅園で紅梅を撮れば、後は野鳥を探すしかない。　これと言った狙いもなく、園内を徘徊しながら、出くわす野鳥にレンズを向ける。　薄暗くなってきた空からは、半泣きの弱い雨が時折落ちてきたが、濡れて困るほどでもない。

ユキワリイチゲ （ロックガーデン）	フクジュソウ （ロックガーデン）	セリバオウレン （ロックガーデン）
セツブンソウ （ロックガーデン）	バイカオウレン （ロックガーデン）	ロウバイ
オオバマンサク	紅梅	淡紅梅

一時すると雨は上がり明るくなったが、少ない園内の来訪者は更に少なくなっていた。　それからも、園内をあちこちウロウロするのだが、これといった撮り物には出くわさない。　諦めて、そろそろ帰ろうとした頃になって、アオゲラの鳴き声に誘われて目をやると、遠くにアオゲラの影を見つける。　これは使える、撮っていると２羽止まっている。　撮り続けていると、そこに３羽目が入ってきた。　３羽目の侵入で争いがおこり、直ぐに飛び去ってしまったが、珍しい体験でした。

ルリビタキ♀	ジョウビタキ♀	シメ
ビンズイ	エナガ	アオジ
アオゲラ (裏) 木の裏にもアオゲラ	アオゲラ２羽 (裏) 下から３羽目のアオゲラ	アオゲラ３羽 （裏も）

稀に望外の成果があると、次にも期待して出掛けてしまいそうです。　そんなに続けて、良いことがある訳がないと判っているはずのに・・・。　次の幸運はいつ訪れてくれるのだろう・・。